レビューのタイトルからしてAmazonで推すにはふさわしくない感じですが、
PSP版の街はPSストアからダウンロードしてPSVita、VitaTVで遊べます。
Vita発売当初は対応してないとか言われてダメっぽかったですが、
今はダウンロードしてみたら普通に遊べました。
私はPSストアの回し者と思われてもくじけません。

本作、街はチュンソフトのサウンドノベルシリーズの
弟切草、かまいたちの夜に続く3作目で、
この街の系譜に連なる渋谷を舞台にした作品として
428、タイムトラベラーズが発売されており、
世界観を共有する作品として、
知る限りでは銃声とダイヤモンドがあります。
カオスヘッドも渋谷が舞台ですが、多分関係ありません。

自分としては、後から発売された428、タイムトラベラーズと比べても
街が最も素晴らしい作品だと思います。
このシリーズの特徴として、複数の主人公をザッピングで切り替えて
選択した行動で他の主人公の運命にも大きな影響を与えるというものがありますが
街は後発作品と比べて主人公同士が互いの運命に干渉しあいながらも
最後は皆で協力して共通の目的を達しようとするなんてことはなく、
基本ワンセットの馬部、牛尾や隠しシナリオの主人公といった
特殊な場合を除けば、主人公同士は知り合いにすらなりません。
それぞれ勝手に動いているだけです。
だというのに主人公が運命に干渉しあったりしつつ、
大きな破綻をさせず、魅力的なシナリオを人数分編む、
なんていうのは鬼のように難しいはずです。

写真をバックにしたノベルゲームは、
最初見た時には新鮮で驚きました。
場面を撮影するのには何年もかけたらしいです。
写真が嫌、という人の為にかまいたちの夜みたいな
影絵のマスクを写真にかぶせる機能も実装されていますが、
やってみて速攻でやめました。写真は嫌じゃないし。
それに、これをオンにしているとムービーシーンがブッ飛ばされるみたいですしね。... 続きを読む
(ガリアンブルー 2014年07月22日) from Amazon Review

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