「今から800年も昔の話。20の国の20人の王が世界の中心に集い、一つの巨大な組織を作り上げた。それが現在の "世界政府" だ。『創造主』である王たちは、それぞれの家族を引き連れ『聖地マリージョア』に住む事にした。『アラバスタ』のネフェルタリ家だけはそれを拒否し、正確には19の家族が、今もなお住み続け(ている)。世界に君臨する、その "創造主" の末裔達こそが "天竜人" だ。」
ワンピース 73巻 第722話 ドフラミンゴの語りより

サボの再登場によって、さらなる盛り上がりを見せているドレスローザ編。三つ巴ならぬ、四つ巴、五つ巴の様相さえ見せている。対ドフラミンゴという面では、パンクハザード編から綿々とストーリーが続いてきているので、魚人島編で離れたファンは、66巻からじっくりと読み直されることを強くお勧めする。(61巻から読み直されれば、なお現状を楽しめること請け合いです)

それにしても再登場の面子が天竜人絡みというのが気になる。
サボ ⇒ 出航時に船ごと撃ち沈められる。(関係ある人物:ルフィ、エース、ドラゴンetc)
コアラ ⇒ もと天竜人の奴隷。(関係ある人物:フィッシャータイガー、ジンベエetc)
さらには冒頭に抜粋したシーンで、ドフラミンゴも元天竜人だったことが判明している。ドレスローザ編初期に登場している "CP-0" (サイファーポールの中の最上級)、藤虎のセリフから「王下七武海制度の"完全"撤廃」「今年は世界会議(レヴェリー)」というキーワードも見過ごせない。今後、三大勢力が崩れ(もともとモリアの時点で危ぶまれてはいたが...)、世界政府や諜報機関が革命軍と衝突し、万が一にも天竜人が堕ちる事態などが起きたとするなら、このドレスローザ編は、その大きな波のまだ第一波でしかないといえるかもしれない。

さらには前々から "アラバスタ編" との類似点を指摘されていたこの... 続きを読む
(fu-ji 2014年11月12日) from Amazon Review

この口コミ&評価は参考になりましたか?はい いいえ
389人中、201人の方が「この口コミ&評価が参考になった」と投稿しています。