これまでのバイオショックのナンバリングを取り払い、インフィニットとして新たに始まりました、このシリーズ。前2作と打って変わって開放的で明るい空のステージと、飛ぶように高速移動するスカイレールの激しい空中戦が特徴です。前2作の閉鎖的で暗い雰囲気は、登場する敵の狂気と相まって、常にプレイヤーに緊張を与えてきました。他のレビューを見ると、この雰囲気の劇的な変化が賛否両論を呼んでいるようです。確かにあの何かに常に追われているような焦り、深海という絶対に逃げられない圧迫感は、他のホラーゲームよりもよっぽど雰囲気出てました。ビッグダディ、リトルシスターのような魅力的で怪しいキャラも多く、主人公が無口なところや、従順なところ、更にはプレイヤーの心理さえも利用したストーリー展開はメタを通り越して見事の一言。
でも今回のインフィニットは、テーマも違えば、舞台もストーリーも全く違います。作中でも語られますが、これはIF(もしも)のストーリーとしてフレッシュに楽しむ心構えが必要だと思います。その辺の情報があんまり無いのが、洋ゲーの、それも国内であんまり宣伝されてない名作ゲーム達の悲しい所だなあ、と思います。
でも2作目で不評だった英語音声を撤廃し、完全吹き替えを実装。藤原さんや沢城さんを含め、実力派声優による吹き替えがよりキャラとストーリーを魅力的にしています。
以下にゲームの内容を分割してレビューしていきます

ストーリー
借金に苦しむ探偵業を営む主人公、ブッカー。華々しい過去を持つ彼だが、今となってはギャンブルに身を落とし、借金で首が回らなくなっていた。そこに舞込んだ借金チャラのチャンスとなる依頼。選択肢の無いブッカーはこれを引き受け、とある灯台へ向かう。依頼主のこともよくわからないまま、灯台に着いた彼は、空に通じる道を発見する。半信半疑で空に向かうと、想像を超えた世界と衝撃の事実が待っていた・・・... 続きを読む
(アルカトラズ 2015年01月08日) from Amazon Review

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