霊王を父と呼んだユーハバッハ。
そうか、霊王のヘンテコな瞳、あれ白い部分が黒目の役割じゃなくて、逆だったんだな・・・
サスケの車輪眼みたいに、目の数が増えてく仕組み?
それじゃぁ、霊王に謁見したはずの一護くんも、そのうちあの瞳になるの???・・・それは、勘弁だなぁ(笑)

前巻の最後で霊王に剣を突きたてたユーハバッハの元に、一足送れて到着した一護ご一行。
霊王宮では最前線のメンバーが激突する最中、地上では裏原を中心に、霊王宮突入への準備を着々と進行中。

さらに京楽が例によって、いつかは出てくるんじゃないかと思っていた、ブリーチ随一の真性悪役・藍染に司法取引を持ちかけて・・・・

と、バトルバトルの連続であった前回までと比べたら、グッとストーリー進行度合いが強かったイメージの今巻。
毎回これくらいのスピードで進んでくれると飽きずに読めて嬉しいんですけど。

ただ、少し気になるのは、前々からそういったストーリー進行部分を勤めるメンバーがほぼほぼ決まってしまっていること。
戦闘面では一護・恋次・ルキアのトリオに、剣八、白哉あたりのメンバー
頭脳面では裏原・夜一コンビに、マユリ、京楽。
こんなところ?
キャラクター全員にそれぞれ出番があるといえど、それが殆どその後の展開には繋がらず、『活きているキャラクター』が少ないなぁという感は否めない。
そのうち、破面編のバラガンの部下vs席官たちの様な、スポットライトを当てるための戦闘が描かれるのだろうな、という予想も難くない。

もう少し、活躍する場面では、これでこそ隊長格。と言えるような働きを見たいところ。
また、最終章だけに、既に空気のような存在になりつつあるチャドあたりにも、キチンと息をさせてあげて欲しい。

まだまだ、伏線や設定をばら撒いている段階でありそうな今の流れ。今での話を含めても、どれが伏線で、どれが読み流す会話なのかを見極めなければならない感が強い。
例えば
・人前で見せるような能力ではないといわれる京楽の卍解... 続きを読む
(Holy Demon 2015年07月04日) from Amazon Review

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