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高校時代の三角関係のもつれから卒業後も苦しみが続き、5年後の社会人時代に決着を付ける。 以下、ネタバレはあります。
こういったゲームに珍しく主人公に音声があります。だから本当に会話を交わしているような演出になります。 物語の構成上、主人公は「北原春希」となっていますが、実際の主人公は「小木曽雪菜」です。 なぜなら、物語開始以前から春希とヒロインの一人、パッケージの中央にいる「冬馬かずさ」は両想いにあり、 そこに雪菜が介入して来なければこの物語自体が成り立ちません。 逆に言えば雪菜の介入なければ「春希⇔かずさ」で時間は掛かってもまとまった話かと思います。
両想いでありながら告白して付き合うまで至っていなかった二人の間に「仲間はずれにされることを恐れる」小木曽雪菜が介入。 なんとかずさよりも先に春希に告白して「彼女」となってしまいました。 普通ならそこからは「春希⇔雪菜」の物語になるはずですが、雪菜はかずさが離れていくことを嫌い、三人が今まで通り一緒にいることを望みました。
けれどそんな状態はかずさには辛すぎる。高校卒業と同時にドイツに留学しピアニストとして修行を積むことに。 本当は両想いだったのに別れることを強いられた春希は絶望します。かくてその後に至る苦しみの幕が上がる。
第2部では大学生になった春希と雪菜が描かれる。春希は彼女であるはずの雪菜を避けるようになり、雪菜は自分が犯した罪に苛まれるようになる。高校時代のアイドル的な明るさは影を潜め、自分自身の罪に押しつぶされそうになる雪菜が痛々しい。 自業自得である面も大きいのですが、好きな人がいたのに雪菜の告白を受け入れた春希にも罪はあり、またそんな状況に耐えられず日本を逃げ出したかずさもまた然り。 「雪菜6、春希3、かずさ1」 くらいで罪を背負うことになる。 雪菜は心身共に疲弊しており、高校時代は周囲にうまく隠せていた「寂しがりで泣き虫な本性」が隠せなくなっている。 感情の起伏が激しくなり、家族には春希との関係を取り繕おうとするため矛盾が生じて、そのことを指摘されたら感情が爆発してしまう。...
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(孔明 2015年01月22日) from Amazon Review
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