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これまで遊んだ多くのゲームのなかでもかなり面白く、記憶に残る しかしあらゆる意味で人を選んでいるゲーム。 基本的に《制約のあるなかでいかに楽しむか》という考えがあるようで、 それはゲームシステムにもシナリオにも反映されているように思う。
■ゲームシステム 使用できる武器は銃と爆薬のみ。魔法や必殺技は、その概念自体がない。 そしてバトルにはIA、RAに代表される一口では説明できないほど複雑なルールがある。 トランプの大富豪やチェス、将棋、TVゲームで言えばぷよぷよなど、 手数が限られ、定石やルールや縛りが過多のなかで、いかにそれらを味方につけるか… というゲームを楽しめる人はきっとこのゲームのバトルシステムも楽しめる。
■シナリオ RPGで良くある勧善懲悪ものではない、 「神」によって危険な外界から閉じられた世界(その箱庭も長い年月の間に壊れつつある)、 そんな世紀末的な世界で生きる人々の日常・葛藤を主人公側・権力者側の両面から描いた作品。 シナリオはチャプターごとに区切れているが、各チャプターのシナリオは最近のはやりに逆行して、 ムービーや説明は少なめで、簡潔なセリフ・演出・オチで魅せるタイプで面白い。 最近の説明過多、感動押し売り気味のシナリオに食傷気味の人はやってみると良いかも。
■キャラクター シリアスとギャグを交えたキャラクター描写がとても良い。 最後まで主人公たちは、それぞれ葛藤を抱えながらも日常を生きており、 「世界を救うため!」みたいな大義名分で戦うことはなかった。 皆良いキャラだが、個人的にはゼファーのバッドボーイぶりが特につぼに入った。 品行方正さ、善悪への感度の高さ、意思の強さ、弱者へのいたわりが大事なRPGの主人公として、 ここまで徹底して不良少年を描くことは冒険だっただろうが、成功していると思うし、新しい。 彼が過去起こした事件に引いた人は、NPCの会話を拾い、当時の状況について想像することを...
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(青 2012年11月23日) from Amazon Review
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