スパロボZから約6年ぶりとなる据置機、しかもPS2からPS3へ移行しての版権スパロボ
加えて第二次OGが同じくPS3で素晴らしいクオリティだったため、ファンの期待は非常に大きいものでした。
私自身も、フルメタル・パニックが携帯機の単独作品から声付きのメインシリーズへ念願の昇格
そしてZシリーズ最終作前半戦ということもあり、シリーズの集大成としてどれだけの作品になるのかと期待を寄せていました。
しかし、その期待は大きく裏切られたと言わざるを得ません。
ストーリーやシステム、オリジナルキャラ・機体など、賛否両論という点は他にも多数ありますが
他の方のレビューとの重複を承知の上で、問題点を記載します。

【BGM】
カスタムサントラの導入は英断だと言えます、版権の問題で収録することが出来ないBGMがあること
1つの参戦作品に割り当てられるBGMの数には限りがあることを考えれば、まさに待望の機能です。
ただし、間違ってはいけないのがこれはあくまで補助的な機能であるということ。
今作のBGMは質、量ともに明らかにカスタムサントラを前提としている貧相な内容になっており
第二次OGのBGMの品質を考えれば、明らかな手抜きであると断言出来ます。

【戦闘アニメーション】
今作において、第一次Zから参戦を続けていた作品の大半が外されました。
私のお気に入りのキングゲイナーなどが外れたことは残念に感じましたが
機体数をある程度絞ることで、新規の戦闘アニメ製作に尽力するのだろうと考えていました。
ところがこれは私の単なる希望的観測にしか過ぎず、むしろ新機体の大半が既存の戦闘アニメに劣るというのが現実です。

愕然としたのがガンダムヘビーアームズ改の総攻撃
月面宙返りはおろかピエロの仮面の装着すらなく、ただ構えて一斉射撃を行うのみ。
13年前の作品であるPSのα外伝ですら、前述の演出を取り入れていたというのに
PS3の最新作でこんな稚拙な演出を見せられたことに、怒りを通り越して悲しみすら覚えます。... 続きを読む
(黄金の隼 2014年05月25日) from Amazon Review

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