以前からMGSをプレイされているユーザーであれば、OPS&バンドデシネにて、
使用されていた表現だったので馴染みがあり違和感が少ないと思いますが、
アニメや実写等、普段整った映像を見られている方には違和感を感じるかもしれません。
このあたりは好みの為なんともいえませんが、映像の深みがまして個人的には良いと感じます。

内容についてですが、「ゲームでは描かれなかった、雷電が活躍していた裏での、スネークの行動が描かれる。」という、表現が公式の文章にも書かれていますが、
決して、主人公がソリッドスネークという訳ではありません、
MGS2 BD 全体を鑑賞した限りでは雷電が主人公、スネークは原作同様に脇役といった形でした。
ただ、ゲームに比べると、全体的な流れは同じ物の、
MGS1 BD同様に展開が異なっており、「再録、スピンアウト」作品というよりはifの世界と考えた方が納得がいくかも知れません。(脚本されている方が異なるので仕方ありませんが)

良い点としては、MGS2 BDは雷電、ソリッド、オセロットの話が補足されており、
ゲーム本編では語られなかった部分があり、こちらについてはとても楽しめました。

悪い、、、とは断定できませんが、他に気になった部分は、
尺(?)の問題か名台詞と呼ばれていた台詞や長文の文章が削られており、
ゲームをプレイされて方は分かると思いますが、ソリダスのMEMEについてのニュアンスが伝わり難くなっており、上記に先程記載したとおり、この点も含めて、
個人的にはif&導入的な位置づけにあると感じています。

また、作中の映像についてですが、画面サイズが[4:3]になっていますが、
作中の映像その物はほぼ「16:9」になっており、画面全体を使用しているのは4:3で利用されているのは、メニュー画面とED程度でした。
この使用であれば最初から16:9で製作しても良かったのではないかと感じられました。
PC上で通常の再生サイズ720x480では問題ないのですが、... 続きを読む
(reibun 2008年07月23日) from Amazon Review

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