幻想水滸伝1は腐敗した国「赤月帝国」を正すために反乱軍のリーダーとなり、帝国を打倒するという基本的にありふれた話です。
主人公は近しい人の魂が食われるという悲劇の主人公です。戦いの中でいろいろなものを手に入れ、そして大切なものを失うという、戦というものを理解させられるゲームです。仲間が108人と多いものと思われますが案の定そんなに多くは感じません。
戦闘は全部で3種類。通常戦闘、一騎打ち、戦争。
戦闘は近頃の作品のようにグダグダ長々というようなものではなく、非常にサクサク進み、いたって簡単なコマンドのターン性で行われます。
コマンドは攻撃、防御、紋章、アイテム、入れ替え、協力攻撃など、いろいろあり、あっさりと簡単にやりたいなら「おまかせ」というコマンドで全員の行動を行います。
紋章というのは、RPGの魔法のようなもの、ステータス強化のようなもの様々あります。
一騎打ちはじゃんけん形式で行われます。コマンドは攻撃、防御、捨て身の3つです。
戦争も一騎打ちと同じ感じでじゃんけん形式で行われますが、敵の数、味方の数が関係されています。先に0にしたほうの勝ちの簡単なものです。

幻想水滸伝2は1の引継ぎが出来、前作キャラが出てくるという前作ファンにも応えた作品です。
ストーリーは主人公と親友ジョウイは「ハイランド王国」という国の少年兵「ユニコーン少年兵」に所属し、故郷「キャロの街」に帰るその夜中、「ジョウストン都市同盟」通称:都市同盟の奇襲という事態に襲われ・・・
当作品も戦の中にさまざまなものを手に入れ、大切なものを失うという根本は変わっていませんがストーリーは前作より厚くなっていて、それでいて戦闘も戦略の練りがいがあります。笑い、ほのぼのだけでなく、泣きもあります。そして気が付かぬうちにキャラに対する愛情をいつの間にか持っています。
戦闘のアクション、エフェクトが豪華になり、幻水ワールドにのめりこんで抜け出せなくなります。
攻撃、防御、紋章、アイテム、協力攻撃、入れ替えというスタンスは変わっていませんし、一騎打ちも変わっていませんが、戦争は3人1チームでそれぞれが部隊を率いて、兵と兵がぶつかるという現実感があふれます。... 続きを読む
(黒羽 2013年02月21日) from Amazon Review

この口コミ&評価は参考になりましたか?はい いいえ
199人中、99人の方が「この口コミ&評価が参考になった」と投稿しています。