ジージェネレーションシリーズは『エフ』の頃よりプレイしていますが、
戦闘ムービーの演出は昨今の作品の方が個人的には好みでした。

しかしそれだけに、他の方もレビューで書かれている通り
前作『ウォーズ』までは挿入されていた、戦闘ムービーにおける攻撃前の前フリ(機体登場シーン)が
完全にカットされてしまった事が残念でなりません。
おそらくこの前フリカットを残念だと感じる方は、
そうしたそれぞれの機体ならではの演出にこそ『ジージェネ』としての魅力を感じていたのではないでしょうか。

逆に戦略シュミレーションゲームとしての『ジージェネ』(ゲームシステム面)に魅力を感じている方に取っては、
戦闘演出が極力カットされている本作は、むしろ今までよりもテンポよく感じられるのだと思います。
そうした演出の短縮などはプレイヤーの任意で行える方が、万人受けするシステムになり得るようにも思うのですが、
今回は携帯機PSPでのプレイも前提とした作品となっているので、登場機体数の増加のことから考えると、
ゲーム自体の容量を抑える為にも、上記演出のカットはやむを得なかったのではないかとも思います。

個人的にプレイ中の今もなお後を引いているのは
追加された参戦作品の選出についてです。
SEEDシリーズの外伝であるアストレイなどの機体が追加されている一方で、
最近まで展開が続いていた00シリーズの外伝や
『エフ』の頃には参戦していたWシリーズの外伝作品からの機体参戦の
気配が依然として感じられず、製作側の外伝作品の選び方が偏っている印象を受けます。

[11.11.29.追記]

プレイしていて、どうしても使う気になれなくなってしまった機体が増えました。
というのも、攻撃回避のアニメーションで「棒立ち」の機体が前作より増えており
格闘をメインとしているGガンダムシリーズの機体ですら
相手の攻撃をよける動作が棒立ち簡略化されてしまっています。... 続きを読む
(足元の木の葉 2011年04月26日) from Amazon Review

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