キラー7を気に入ってそこからノーモア、そして今回2とやってきました。

キラー7の頃から、この須田さんの作るもんはゲーム部分より、雰囲気や空気、台詞が本体だなーと思っていました。
前作ノーモアで言えば、倒すのが難しいボスはいるけれど、それ以外の部分は考える部分一切なし。
言っちまうと、遊ぶゲーム部分は「あともう少し詰めればもっと面白そうだね」っていう同人ゲームレベル。

しかし前作のノーモアヒーローズが印象深かったのはおよそ馬鹿馬鹿しいバイトやらなにやらを潜り抜けた後にある、
ランカーとのやり取り。さっきまで芝とか刈ってたのがウソみたいに、そこには命をやり取りする人間達のやたらリアルなドラマがあったのです。
(まあ5位の人とかネタな人とかもいましたけど・・・)
ゲームをやる内に、知らずに画面内のやり取りに没入している、それがノーモアヒーローズの価値だったんじゃないかなァと。

で、ノーモア2。「前作で不評だった無駄部分を排除して遊びやすくしたよ!!」ってハナシなんですけど…

確かに、おふざけが過ぎて無駄っぽい部分はなくなった。金策に拘束されることもなくなったからテンポはいい、ですけど…。

上に書いたドラマ部分がごっそり無くなってるんですね。なんか前作を越えて奇天烈なランカーはいっぱいいる。
でもそのほとんどが、殺し屋なんて偉いことやってるその人生の背景とか、その哀しみとか狂気とかを語ることなく退場していくんですね。
感覚としては、何か変なヤツ出てきたけどとりあえず死んだな、みたいな。「変なヤツ」くらいの印象しか残らないんですよ。
多少真面目なハナシもあるんですけど、「いや、お前、ガチで殺しやってきた人間が今更それ言うのか?」みたいな感じがしました。

ゲームは一度やれば十分、って出来だと思います。そんな何回もやりたいと思えません…

悪ノリな部分はパワーアップしてます。でも、前作ノーモアはその悪ノリの中に異常なまでの本気、真剣な死合があったからこそ... 続きを読む
(レネット 2010年11月09日) from Amazon Review

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