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神宮寺三郎シリーズのファン。「未完のルポ」以降のソフトすべてプレイ。 このシリーズには作業的な操作ながらも真実に迫っていると思えるプレイ感覚。 リアルでハードな雰囲気、時に切なく、時に胸の内からグッと感動するストーリー。 そこに惹かれ、プレイしてきました。
で、今回、誕生25周年記念作品と銘打って発売された初の3D作品。 正直不安な気持ちでいましたが、ここ最近の作品の安定感に、(特に灰とダイヤモンドが好き) 最悪ストーリーは外さないだろう、、と思い3DSごと購入。
・不安視してた3Dグラフィックは及第点。 おなじみのキャラクター、おなじみの建物、たばこを吸うシーンなど全て3Dで描かれました。 大きく雰囲気を壊すことなく、丁寧に作ったかなと思えました。 でもムービーシーン以外はだいたい静止なのでこのシリーズには あんまり3Dの恩恵がないなと今回感じました。(捜索シーンはOK) 25年目にして初めての試み。これ自体に文句はありません。 ただ、どっちがいいかというなら僕は2Dのほうが好きです。
・システム的な部分ですが、基本的にいつも通りの選択式。 今回は神宮寺の逃亡、というストーリー上アクション的な選択肢があり、 いつもよりはゲーム性は上がっている気がします。 まぁ、三択を選んで当たりか、外れかぐらいの緊迫感ですが。。 そして最近では定番になっていたパスワード入力システムがなく、 今回はキャラクターファイルシステムがあります。 過去作の337キャラクターの一言説明文が見れますが、 これを探すのがまた面倒くさい。収集意欲が全くわかない。 いままでのようにジュークボックスやスタッフコメントなどの 楽しみがないです。25周年記念っぽいですが…ズバリ、浅い。
・で、ここ重要ストーリー部分。 あえてあっさり言いますが、過去作の寄せ集めのようなお話。 そして短い。一本道。意外性もほとんどなし。...
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(アジロー 2012年06月30日) from Amazon Review
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