2009年12月10日に発売された、Wii用のRPG。
廉価版なので未プレイの方はおすすめです。

物語は主人公アスベルの少年時代から始まります。
ラント領の領主の息子として、弟のヒューバートと育ったアスベル。
そんなある日、裏山にある花畑で記憶喪失の少女と出会います。
近くに咲いていた花の名前から少女をソフィと名づけ、記憶を取り戻す事を手助けすると提案するアスベル。
回想ではなく、少年時代の物語が数時間続くので、シリーズをプレイしてても結構新鮮でした。
そんな少年時代の物語に終止符を打つ、衝撃的な出来事をが起こり、青年時代へと移行します。

バトルシステムはヴェスペリアやアビスのような3Dフィールドでのバトルに加えて、リメイクデスティニーに登場したチェインキャパを採用しています。
慣れればスピーディーでスムーズなバトルが楽しめますが、得意な人と苦手な人の差が大きく現れそうな感じもしました。
敵自体は終盤のボスを除けば、強敵らしい強敵もいないので、回復可能なキャラをメンバーに入れておけば苦戦する事は少ないと思います。

ダンジョンの仕掛けはラストダンジョン以外は楽勝で、考える必要すらありません。
もうちょっと手ごたえがあった方がプレイのやり応えがあったと思います。

プレイ中、慢性的なお金不足に直面します。
積極的に道中の敵を倒し、大半のサブクエストをこなし、換金アイテムを売り…と、結構お金は入ってくるのにお金不足。
原因は武具や宝石の合成料金でした。
合成する為のアイテムがかなり手に入るので、頻繁に合成していたのですが、必要最低限に収めておいた方が楽にプレイできると思います。
少なくともクリアするだけなら、売り物や宝箱で手に入る物で充分です。

ストーリーはクリア時間の長さの割りに印象が薄かったです。
序盤は少年時代の演出や戦記物の様な世界観も新鮮で惹かれましたし、終盤はいつもの勧善懲悪ではない「テイルズらしさ」も感じられました。... 続きを読む
(レビュー 2012年03月01日) from Amazon Review

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