大ボリュームのソフトです。一巡するのに25時間以上はかかると
思ってくれていいと思います。

 その大ボリュームの中に様々な展開が盛り込まれていています。
 過去作キャラの再登場とファンサービスはもちろんのこと、新キャラも
旧キャラに負けず劣らずの魅力を振りまいてくれます。
 また、今回は登場人物一人一人の思惑が非常に絡み合っていて、
ドラマを盛り立てます。
「何でこんなことしたんだろう?」と思っていた理由が、後で判明して
「なるほど!」と興奮することも多かったです。
(それでも、やり終わると謎な部分もあるのですが、いわゆる脳内保管できる
範囲内だったりします)
 また、話が長いといっても基本的に「捜査→尋問→新展開」という
ミクロな流れで進んでいくので、先が気になって仕方がありませんでした。
 現場や追究時の背景を見ているだけでもとても楽しかったです。

<便利なところ>
・ダメージ分量が少ない
・ダメージ回復が頻繁に起こる
・「ここはもう調べ終えた」というようなメッセージの表示。
・情報更新が頻繁に起こる(過去作だとそれまでのストーリーを覚えていないと
解けない場面も多かったですが、今作は証拠又は証拠の説明書きとにらめっこ
していればひらめくことができるくらいに便利)

 ちなみに難易度ですが、3話まではヒント多め(と言っても3話あたりから
詰まり始める)4話以降はヒント少なめな印象です。よって、3話までやって
「ヒント多すぎ!」と投げ出さない方がいいと思います。
 また、過去作をやった人ならおわかりでしょうが、セーブデータは一つだけ、
バックログなし、オートスキップなし、といった仕様は従来通りです。

 最後に、『裁判』には『裁判』の呼吸が、『検事』には『検事』の呼吸があると
思います。よって「そもそも『検事』が合わない」とか「このキャラはこうでないと
いけない」というような考え方をされている方とは合わないかもしれません。... 続きを読む
(砂乃風 2012年01月19日) from Amazon Review

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