■良い点
・評価できる試みももちろんあります。前作のようにオリジナル曲だけでなく、馴染みのあるJ-POPをアレンジして採用することで親しみやすく、人によってはノリやすくなっているのではないでしょうか。

・コンボゲージが溜まるとフィーバーのような状態になる点もゲーム性を高めています。

・キャラクターデザインもリアル志向になっていて、前作の3頭身キャラから8頭身に変更され、動きも若干リアルになっています。

・前作からの改善点、要望点を反映させようというコンセプトは理解できます。

■悪い点
以下色々書きますが、全体的に作りが「雑」すぎます。

・J-POPをアレンジして使うのはいいと思いますが、アレンジの仕方は非常にチープでダサく誤解を恐れずに言えば「格好悪い」です。もちろん好みの問題もありますが、例えば収録されているアレンジでCDアルバムを発売してもほとんど売れないはずです。有名でなくともきちんと音楽を専門とするプロデューサーをつけるべきです。

・キャラクターデザインも酷いです。リアル志向はいいですが、インストラクターも自身のキャラクターもリアルさは中途半端ですし、かわいげもありません。プレステーション初期のポリゴン人形といい勝負です。表情も無くまるでマネキンのようで、体系や動きも不自然です。インストラクターもセクシー路線を目指しているものの、残念ながら全くセクシーではありません。胸や腰、腕の形も不自然です。前作のほうが余程愛着が沸きます。

・着せ替えもインストラクター主体になっていますが、相変わらずアイテムに魅力が無いです。セクシー路線でいくなら徹底して欲しいです。

・難易度の味付けが初心者よりです。ステップアップのバランスも悪いです。全体的に簡単になっていますが、その割には前回よりも一気に多くのパンチ、モーションを行うことが求められ、初期のステップアップが急勾配である一方、その後延々同じようなレベルのエクササイズを強いられます。

・爽快感が少ないです。パンチを打ったときのバイブの長さや効果音も適当で「軽い」です。... 続きを読む
(Pico a Pico 2011年03月28日) from Amazon Review

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