公式サイトで紹介を見て、変わった推理ゲーム的内容と音楽に惹かれて購入しました。

 推理(?)ものとしては斬新です。多少面倒なもののいろんな時間を巡って会話シーンなどのアイコン(刻音)を入手し、超推理で真実を導きます。パネルの上に、疑問の答えとなる刻音を置いていくのですが、適当に置いても適当な感じに超推理が進みます(笑)。その結果、「誰が何と言おうと、これが僕の超推理の導き出した結果だ」などとのたまう主人公に「へ、へぇ」などと答えるヒロインに吹きました。適当な超推理をすると、その後のボス戦でボスが弱まらないので、諸刃の剣ではありますが。

 戦闘は…まぁあってもなくても同じようなものです。式札が集まり、SPも増えると多少ヒロインの形態が変化します。しかし何種類かの形態と、何種類かの音楽があっても、最終的には「全周大攻撃」などを持つ神降ろしと、そのゲージの貯まりの早い音楽に落ち着くので、それほど戦略要素など必要ありません。

 このゲームの悪い部分ですが…
・戦闘前にロードが入る。ディスクじゃなくメモリーなのになぜ。
・「超推理」において「一手戻る」が無い。やり直そうとすると、推理を終わらせる→会話シーン→スキップ不可なシーンイラスト→やり直し、ととにかく長い。
・「メニュー」から「超音査」「超推理」などを選択するが、これも切り替わりが長い。主人公ポーズつけなくていいから早くしろと言いたい。
・シーンスキップ機能が無い。スキップできるのは、一度入手した刻音の場面を再度見る時だけ。最終章はイラストの連続でしかしスキップできないので、もう画面見ていなかった。
・「超音査」を行うのも手間。一場面動いてメニュー選択を繰り返すのはストレス。
・殺害方法 の み を解いていくので、普通の推理好きな人にはお勧めできない。
・真相解明に必要な刻音が、時々非常に分かりにくい場面に存在する(調べても光らない)。
・ラスボス戦が、ある意味トンデモ系。好き嫌い別れると思います。
・コンフィグで設定できるのはセリフのスピードのみ。私は声優好きで買ったのではないので、ボイスのオンオフぐらい最低限欲しかった。... 続きを読む
(ペンギンとアザラシ 2008年08月29日) from Amazon Review

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