零シリーズ全てをこなして来たので、若干「零」自体の怖さに慣れてきています。
個人的には、メインの「顔が崩れる」怖さの表現が少し安直な印象を受けました。
しかし、突然鳴り響く怪音楽、アイテムを取る時に掴み掛かる不気味な腕など、
初体験の人には、十分な恐怖を植え付ける出来に仕上がっています。

今回も複数キャラが登場し、ザッピングにより相互に影響を与え合う作りになっています。
零3−刺青ノ聲−で気になった男性キャラの特有の弱さですが、新武器の採用により解消されています。
むしろ、射影機より強いです。

完成度は高いですが、不満点が無いわけではありません。
まず大きいのはバグです。
特定の条件下で、特定のドアを開けようとすると発生するフリーズ。コンプリート出来ない霊リスト。
ドアを開ける事により発生するフリーズは、正規のルートを通る事で避けられますが、
霊リストのコンプリート不可のバグは、どうやっても避けられません。
プログラムを解析して、無理矢理開放しないと強化レンズ「祭」が手に入りません。
ロックオン機能による自動追尾を採用しているのですが、一部の敵が
ロックオン外しやダッシュ攻撃を使ってくるので、邪魔になる時があります。

また、追加機能「避」を入手すると、一気に難度が下がってしまいます。
ロックオン機能で敵をロックしてしまえば、あとはWiiコンを振りながら
戦闘していれば、殆どの敵の掴み攻撃を無効化する事が出来ます。

また、ハードの処理能力の限界でしょうか?
移動時にカーテンが揺れる部屋などのドアを開けたあと、暫く画面の動きがガクつきます。
また、主人公たちの質感が若干悪く、マネキンのような印象を受けます。
アイテムを取る時の演出で浮遊霊に邪魔されると、アイテムが取れなくなるのですが、これが結構痛いです。

しかし、声優陣は非常に豪華で、イメージにも合っており雰囲気を盛り上げてくれます。
総合するとヌンチャクを使った操作、ロックオン機能による自動追尾を含め、... 続きを読む
(アンドンガンド 2008年10月12日) from Amazon Review

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