期待しすぎると、途中で投げ出したくなることは多々あります。
段階としては、
 1、必要最低限の機能しか用意されていない(戦闘)仕様に幻滅
 2、容量(特にDP!)のタイトさに辟易
 3、バグ(もしくは説明がなさ過ぎで、バグとしか思えない仕様)に愕然
といった感じです。

・1について
「攻撃スキルに属性設定できない=キャラクター毎の差別化がし辛い」
「敵のステート変化耐性を調整できない=ボスと雑魚敵の差別化がし辛い」
という点が大きいですが、要するにキャラの差別化をどうするかという話なので、工夫次第でやりようはあります(この作業を楽しめるかどうかが、このゲームを楽しめるか否かの分岐点のような気がします)。

・2について
DPモードは素材の制約がかなり厳しく、RPGの「パーティーメンバーを入れ替えつつダンジョンを冒険する」という形式を再現しようとすると、「BGM・グラフィックを削り、かつ拠点一つにダンジョンのパターン一種」くらいに節約しないとまともなゲームになりません(この形式にこだわらず、イベントの連鎖でアドベンチャーゲーム的なシナリオ展開を作るのも一興です)。
またFULLモードでも、特にフィールドマップやイベントで容量が苦しくなりがちです。従って「FULLモードで短〜中編」と割り切り、テストプレイの高速戦闘モードを前提にすれば(通常プレイでは戦闘テンポが遅くフラストレーションが溜まりやすい)、そこそこ遊べるものはできます(まあ遊ぶ人によるでしょうが)。
どうしても長編を作りたい場合、「マップ・イベントを二つのデータに分割し、データベースのみ共有して、テストプレイのスイッチ操作を利用してゲームブック的にストーリーを連続させる」という方法も考えられます(かなり非常手段な気もしますが)。

・3について
wikiを見るなどして、予め確認してから購入するのが無難ですが、表に出ていない物もありそうなので、ある程度の覚悟は必要です(個人的に最も焦ったのは「ぼうぎょ」の効果が2ターン持続すると知った時です。「超防御」と併用すると、実質的に無双ができてしまう謎の仕様です)。... 続きを読む
(えあぬるあ 2010年03月20日) from Amazon Review

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