全体的にストレスフルだった無印の仕様が何も変わっていないように感じました。
既に無印版を手放していることもあって、最初は懐かしくプレイできました。

しかしそれも最初のうちだけ。
タッグ投げの操作を忘れてしまっていて(変更された?)、本体付属のマニュアルを見てみると、
3ページに「11ページヘ」という指示がありますが、マニュアルは10ページまでしかありません。
ソフト内のマニュアルにはさぞ詳しく書いてあるのだろうと思って見ると、びっくり、6ページしかない上に、
ものすごく見にくく、わざわざソフト内にいれた意味が全くわかりませんでした。

新しく追加されたキャラクター等はいいのですが、
新システムパワーランチャーで対戦の駆け引きがどう変わるのかがわかりにくく、
素人目には冒頭に書いたとおり、何も変わっていないように感じました。

CPUのアルゴリズムも相変わらずで、非常にストレスフル。
チュートリアルは手本にボタン入力表示がないので成功タイミングがつかみにくい上に、
実戦練習では、相手がこちらに全く入力の時間を与えない空中コンボ、バウンドコンボを連発してきます。
「強制起こしを狙ってくる相手に勝て」というミッションでは、相手は打撃やコンボ投げばかりで、
ちっとも強制起こしを狙ってこず、素直に直前のチュートリアル内容を実践していた人は数時間詰みます。あれをただ勝てばいいだけだと初見で気づいた人っているんでしょうか?
とりあえずチュートリアルモードは途中からただのチャレンジモードになってしまっていて、これが必須の知識だとすれば、このゲームは初心者お断りという開発のメッセージなのでしょう。

CPU対戦でも、不思議な勝ちや負けが積み重なるのも相変わらず。
やっぱりレイファン砲が最強かつ唯一の安全パターンですし、ホールドはやっぱり運ゲーです。

総じていうと、キャラクターの追加だけで、無印の欠点が丸ごと全部残っているという、かなり珍しい完全版です。... 続きを読む
(超ふぁみ魂野郎 2013年09月09日) from Amazon Review

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