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工場と採掘で産業島として発展したり、 娯楽と名所で観光島として発展したり、 財源を管理しつつ、布告や外交で調整を加えて、 島の住民を幸せにしていく部分は前作と変わらず面白いです。
前作の3から追加された建築物は兵器工場(産業)、原子炉(インフラ)、科学アカデミー(教育)、会議所(政府関係)、ジェットコースター(娯楽)など、島が育ってからでないと建てられない感じの豪華系。 設計図の追加、輸入も可能、自然災害に干ばつが追加、会議所で役人を選ばないと布告ができない、など、システム面でもちょこちょこした変化があるけれど、これまでのシリーズの1作目→2作目→3作目ほどの変化はありません。
特に大きな変化といえば・・ ・島の環境汚染が酷くなっている>「ゴミ埋立地を2つ設置する」 ・兵士の数が足りなくなっている>「番兵所を3つ設置する」 ↑こんな感じで、各派閥や諸外国の要望が、はっきりとした課題のような形で提示されるようになりました。 画面の右側に表示されて、条件を満たすと消えていきます。 だいたい“今、島に足りないもの”が課題として出てくるので この指示に追われるように作っていけば、 自然と住民の幸福度が60前後までは上がる、無難で幸せな島になります。 トロピコを初めて触る人が、いきなり何もわからず反乱でゲームオーバーするような事故がなくなるようにするための設計かと思います。
でもプレイヤーが島の欠点を自ら探してあれこれやるのがトロピコシリーズだったのに 欠点をいちいち課題として見せられる4作目は、シミュレーションゲームとして醍醐味が減ったような気もします・・。
そしてキャンペーンモードは「観光で50万稼いだらクリア」のような、ステージをクリアするための条件が最初に表示されず、島を育てていくうちに出てくる課題を消化していくことで本当のクリア条件が見えてくるようになったため、 序盤はどの方向に特化させて育てたらいいかわからない状態がしばらく続きます。...
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(しなちく 2012年02月02日) from Amazon Review
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