Haloシリーズの世界観の中で
「ODST」と呼ばれる、宇宙から降下する歩兵を主人公にしたFPS。
マスターチーフが主人公だったHaloシリーズの中で
特別強いわけでもない一般兵を操作して進むのが今作の特徴。

ちなみにこれまでのHalo1・2・3、Halo Warsはすべてプレイ済み。
初代Xboxの時代から定番のソフトであるHaloシリーズで
今作にも非常に期待していたが、これがかなりイマイチな感触。
一般兵ということとは無関係に、全体的に盛り上がりに欠ける。

薄暗い都市をウロウロしながらそれまでに戦った兵士の痕跡を探し、
見つけるたびに回想シーンとして別の兵士を操作して戦う。
暗い街を探索することにも何の面白味もないし、
ほとんどの扉には入れないため、ビルは飾りでしかない。
むしろ数少ない「入れる扉」と多くの「入れない扉」を見分けるのに
バイザーをOFFにする操作をしないと見辛いのも面倒。

主人公はあくまで「ルーキー」と呼ばれている新兵だが、
定期的に別の兵士に移り変わる展開なので
それぞれのキャラクターにそれほど感情移入できるわけでもなく
ルーキー自身にもほとんど個性はない。

戦闘はやや難しめで、敵の種類や数の割に弾数に余裕がなく、
常に新しい武器と交換しながら戦っている印象。
そしてこれまでのHaloシリーズと比べると非常に撃たれ弱く、
立ち回りや倒す順序と武器選びを間違えると
結構な頻度でゲームオーバーになる。
直前のチェックポイントから始まるものの、これまでのHaloシリーズと比べると
思った以上に前に戻される印象を受けた。

マスターチーフのようにシールドという設定はないが、
一般のFPSと同様、ダメージを連続して喰らうと
スタミナが減ったということで画面全体が赤くなり、
しばらく攻撃を受けずに待機すると回復する。
画面が赤くなっている状態でそれ以上にダメージを受けると... 続きを読む
(D.IKUSHIMA 2013年11月07日) from Amazon Review

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