毎回思うのですがルートによって珠紀の性格がキツイ。
例えば慎司に「遊びでやってるんじゃないんだから!」など。
それが珠紀だと言われればそれまでですが、
どう考えても「プレイヤー=自分」ではなく「珠紀」ですね。
このシリーズは主人公の顔が出てしまっているので割り切っていますが
名前変換はいらないのでは?と毎回思います。

前々作では真弘ルートがお気に入りだったのですが
今回は一切泣けず微妙というか物足りない感じでした。
といっても面白かったルートもあるので緋色が好きだった人は
それなりに楽しめるかもしれません。
ただシステム面で、何故かPLAY中に何もボタンを押してないのに
突然スキップ機能が働いたり、
またはスキップ機能中にメニュー画面が突然開いたり…
ということがかなりの確立で起こりました。原因不明。

あと「凛はここにいない」はずなのに
「私と凛くんをかばうようにして前に立つ」といったありえない
文章があったりするのでその辺の矛盾に気づいて
きちんと修正して欲しかったです。
後は日本語も時々間違っていました。(誤植ではなく使い方が)

全体的にみて高くても4000円くらいが私的には妥当です。
本編より映し鏡で読めるショートストーリーの方が
以前の緋色っぽくて好きでした。
「あの空の下で」のような形で短編集のような内容で出す方が
良かったんじゃないかなというのが正直な感想です。
続編が出ると知った時はあまり期待してなかったので
それを考えると「思ってたよりは良かった」と言える作品かも。
マンネリを防ぐためにも次回作があるなら
次は新しい舞台・キャラで挑戦して欲しいです。

追記。
何故この緋色、翡翠作品は主人公たちをギリギリまで追い詰めると
「今回は見逃してやる」のような感じで普通に敵が去っていくのでしょうか。
命をかけた戦いのはずなのに甘すぎると思います。... 続きを読む
(co 2008年08月23日) from Amazon Review

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