まずこの作品で最も評価したい点は月下の夜想曲から10年近く続いてきた
悪魔城の探索型の呪縛を断ち切った事

“悪魔城固定の探索型から脱出”した事ですね。
(もちろんお馴染みの悪魔城も存在しますが)

前作のギャラリーオブラビリンスでは城内の絵を介して別ステージに入るという手法でこれも今まで違った展開だったのですが
結局ワープを何度も多用し、城内のそこら中に配置された絵の所まで行くのに時間を費やしてしまったり・・・
ギャラリーに限らず探索型のドラキュラでは基本的に幾度も同じルートを無意味に通ったりする事もあり、ステージ間を移動するのにだるさを感じます。

しかし、今回はステージセレクト式でステージが分割されており
●目当ての場所や収集物を的確に覚えやすい。
●ステージからのエスケープも出来る
●探索型ドラキュラ特有の城移動の行ったり来たりの様なストレスをそこまで感じさせない
●ショップ、クエスト、セーブの複合型の町マップの存在が便利。
●シナリオに沿ってゲームを進められるので目的地やストーリーを理解しやすい
など探索型の悪い点を改善していたり。
ただ、今までの作品と比べると属性耐性が強い敵がいたり、ザコ敵でも侮れない様な敵がいたり、敵を倒すのにちょっと頭を使ったり・・・その為、難易度は割と高めかな?
今までの探索型と近いのでレベルや装備で解決出来るので初心者も安心してプレイ出来るのでそこは心配はありませんが。
あとは、一方通行のステージがちょっと寂しかった・・・。

やり込み要素としては今回はレベル上限の大幅増加と属性ポイントという熟練度システム、豊富なクエスト、メダル、隠し宝箱、二周目ハードモードクリア後の特典・・・シリーズの中でも特にやればやるほど面白くなるゲームではないでしょうか?
Wi-Fi機能では新たにレースモードが増え、マーケットモードもパワーアップして帰ってきました。
前作では売り買いは別々でしたが今回は4人まで売り買いを同時に行う事が出来ます。... 続きを読む
(auto_love 2008年11月02日) from Amazon Review

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