Rotterdam Nation以来リッジの曲が連綿と出されてきたわけだが、最初のインパクトはすでになく、マンネリ化しているような気がする。
また、リミックスと称する焼き直しがマンネリイメージに拍車をかけている。それでも最初の頃の、ラリーXなどをフィーチャーした曲などは懐かしさもあいまって楽しかったが、さすがにもうおなかいっぱいだ。
楽曲としての完成度や音の作り込みは格段にレベルアップしているものの、それはあくまでも技術的な向上であって、芸術性という面ではさほど進歩していない。それがリッジの世界なのだといわれてしまえばそれまでだが、リッジがリッジを越えられなくなっている、という事でもあるのではないか。
とはいえ、根っからのリッジファンはそれでもCDを買う。自分もその一人だったりする。
だが、是非とも次は全曲完全オリジナルで勝負してほしいものだ。
(アルカリ天然水 2006年11月08日) from Amazon Review

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