CGをコンプリートしたのでレビュー致します。実績はストーリーテラー(テキスト読破率100%)以外取りました。

さて、ゲームの内容ですが、PCのインテグレーション版に、2009年放映のテレビアニメ版の要素をプラスした内容となっています。
キャラデザ、声優さんは全てアニメ版準拠。CGも新旧入り乱れていたインテグ版と違い、全てアニメの絵柄で書き起こしています(注:インテグ版までのCGは、絵柄は違いますが構図は同じです)。
コレによって、CGの絵による差というものはほぼ無くなったと見て良いでしょう。

以下、ネタバレも少々含まれますのでご注意を。

ゲームのジャンルはいわゆるアドベンチャーノベル。もっと言えばギャルゲーです。
文字をひたすら読み進め、途中に出てくる選択肢によって物語が分岐するマルチエンド方式となっております。

ざっくりとして内容は――ヤクザ、ギャング、マフィアなどが関わる裏社会と呼ばれる世界の、決して見てはならない場面を偶然に目撃してしまい、口封じに殺されるはずだった主人公が、しかしある才能を見出され犯罪組織の暗殺者として生きる事を余儀なくされる、そんな主人公の半生を描いた作品。

私はDVDPG版、PS2版、インテグレーション版とプレイしていますが、それらと比べても飛びぬけてシステム面が秀逸だと感じました。
バックログ、バックログの音声再生&シーンバック、既読スキップ、既読シーンジャンプ、オートモード、クイックセーブ&ロード(クイックセーブは選択肢が出てくるたびに自動でも行われます)、更にクイックセーブの数は100個あります。
キャラクターの音声のON、OFFも完備(PS2版にもありましたが)。それぞれのメニューのレスポンスも悪くないように思えます(ロードも早い)。

声優さんの演技も概ね良好。特に、高垣さんの熱演は光ります。
更に今回はPS2版と違い、メインキャラを演じる声優さんがモブキャラを兼ていたりはしません(自分が聞いた限り)。... 続きを読む
(通りすがり 2012年10月29日) from Amazon Review

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