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前作との比較でレビューを書きます。 シナリオ面では確実に前作の血を継ぐ、シビアで、かつ前向きな物語が展開されます。 一方で、前作よりもさらに重いシナリオ設定のせいかコミカルさは少々なりをひそめており、中盤までは息苦しい場面が続きます。 今作が初めての方にはほんの少し世界観の面で説明不足の可能性がありますが、もともとさほどガチガチに作り込まれたものでもないため、重箱の隅をつつくような事をしなければ大いに楽しめると思います。 隠れた名作と名高い前作のリメイクもVITAにて発売されていますので、それをプレイするのも良いでしょう。
おしおきシステムとスキルの取得は進化を遂げました。 戦闘で取得できるポイントを消費し、おしおきミニゲームを行い、それによってスキルを開放する基本構造は前作と同様ですが、一つのスキル枠に対して二つのスキルから選択して取得する形式になっており、プレイヤーが思う全体の戦略に合わせてキャラクターを最適化することが可能になりました。 また、2種類のスキルにはそれぞれS/Mの属性が設定されており、どちらの属性のスキルを多く取得するかによってキャラクターの属性がSかMかに偏ることになり、後述の戦闘の要素に影響が出ます。
そして戦闘ですが、基本のシステムは変わらないものの、バランスは大幅に変化しています。 単純にエネミーの行動ルーチン、耐久性、攻撃力、バフデバフの凶悪さが大幅に増している上、前作の「システムAI≒味方キャラクターの性格の癖を見抜き、最適解を見つければ大幅に難易度が下がる」パズルゲーム的バランスでは無くなっており、「大前提としてレベルによるパラメータ上昇が必須である」、ある意味で日本一らしいバランスとなっていて、前作と同じ感覚では痛い目を見ます。...
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(たこ 2015年12月09日) from Amazon Review
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