久しぶりに麻雀ゲームをやりたくなって「PSPで、評価が高くて、値段もお手頃」という条件で探した結果、たどり着いたのが本作。amazonさんには申し訳ないが、買ったのはより安かった近所の店。
 
 私はパケ絵のどっちが咲かもわからないぐらい「咲-Saki-」に関しての知識は全くなく、かつ、いわゆる「萌え」というのも苦手なので、正直、最後までやりきれるか不安であったが、実際プレイしてみるとそんな不安はどこへやら、なかなかハマってしまい、アニメの方も観てみたいとさえ思うようになってしまった。

 さて、前置きはこれぐらいにして、ゲーム内容についてレビューしていくが、「咲のゲーム」としてのレビューはすでに多くの方がされているので、ここでは純粋に麻雀ゲームとしての部分を述べていこうと思う。
 なお、ストーリーモード、チャレンジモード共にクリア済みである。

 まずルールについてだが、少々特殊な設定になっているように思う。例えば、包(パオ=責任払い)が大明槓のみで、よりメジャーな大三元や大四喜には適用されないようになっていたり。
 他にも流し満貫や九種九牌流局がなかったり、役満「大車輪」が存在しなかったりする(大車輪は無いのが普通かな?)ので、本作から実戦に臨むときは注意した方がいいかも。まぁ、ここで述べたものはどれも滅多には起こらないものばかりだけど。

 実際に打ってみて思ったのは、能力の有無に関わらず、配牌や自摸がCPU有利に調整されているような気がすること。開始5巡以内でCPUが聴牌なんてザラにある。感覚的には、プレイヤーが配牌された字牌を処理し終える頃にはもう聴牌している感じ。他家が聴牌したか判別できる能力を持ったキャラでプレイすると、CPUの聴牌の早さがよくわかる。
 ただ、きっちりと統計を取ったりしたわけではないし、今までプレイしてきたイカサマ麻雀ゲームに比べればまだ大したことのないレベルだと思うので、あくまで「気がする」と言うに留めておく。... 続きを読む
(七六式 2013年08月15日) from Amazon Review

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