鳴り物入りで登場したアクションRPGの日本語版です。
海外版から半年ほどでの日本語版となります。英語音声・日本語字幕となっていますが、翻訳の質はなかなかに高いと思います。
クエストマーカーが出るので海外版でもプレーは出来ますが文章が多いのでやはり日本語版はありがたいです。
EA JAPANがあるのにSpike Chunsoftが出すのが謎ではありますが。

ゲームとしてはよくある海外RPGという感じではあるのですが、かなり丁寧に作られています。
一応の売りっぽいアクション戦闘は確かにRPGとしては非常によくできています。
プライマリ・セカンダリの二つを同時に装備してX・Yで使い分けれますが、ここに縛りがなく、
プライマリにダガー、セカンダリに大型のハンマーといった普通に考えたら逆の装備をすることも可能です。
戦闘中はカメラが引いてGod of War的な感じになり、このタイプのゲームとしては最高峰の出来ではあります。
が、Dragons Dogmaが後発だけあって、比較すると本作のほうが大味な印象はあります。ジャンプも出来ませんし。

ストーリーはなんだかよくわからない…というか用語が多い上に人名もあっちこっちで出てくるので、
ちょっとわけがわからなくなることがあります。ストーリーそのものは悪くはないですが、
洋ゲーによくある「エンジンがかかるのが遅い」は本作でも存在します。
クエストはメイン、サブの他にElder Scrollのような派閥別クエストも存在します。

カスタマイズ関係は充実しており、クラス制限のないスキル振り分けや、タロットカードを装備してステータスを底上げするなど、わりと柔軟に色々試せます。
スキルポイントリセットも可能ですが金が必要な上にやりすぎると金額がハネ上がってしまいます。
武器防具はトレハン型RPGのようにレアリティがあり収集要素も楽めますが倉庫の上限が低すぎるのが難点でしょうか。
薬を調合したり武器防具を作成するといったクラフト要素も簡素ながらしっかり備えています。... 続きを読む
(ゲーマー 2012年09月21日) from Amazon Review

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