ウイニングポスト6 2008以来久しぶりのプレーになります。
このシリーズに限らず、コーエーのソフトは最初は要素を出し惜しみし、毎年データ更新版にちょっとずつ新要素を入れていく、という手法を取っているため、本当なら今作も2016、2017(どうせ出ますよね?)辺りをプレーするのが一番楽しめると思われます。
(だから私は7に手を出さず、6の2008をPSP版も含めて長々と楽しんできました)。
とはいえ本作はこれまでと違い、人間関係まで構築でき子供たちを競馬界に送り込んで家系図を作れる等いかにも面白そうな新要素が目についたため、久しぶりに無印を購入しました。

さて、今作の売りとして、「3Dで描かれるグラフィック」「家族を持てる」「時代の移り変わり」「牝系の導入」「人馬の絆」が新しい要素として挙げられます。
(どういう訳か、クラブ経営はごっそりカットしたみたいですが…個人的にチマチマと楽しめて大好きなシステムだっただけにすごく残念)
一つずつ具体的に掘り下げたいと思います。

「3Dで描かれるグラフィック」
好評価のレビューもしばしば見られますが…私にはどうもアップで見ると馬が作り物チックで牧場の景色も放牧地を中心に見回すだけなので、そこまで美しいと思えませんでした。競馬場も時代の変化と言ってもそこまで見分けがつかないですし…。

「家族を持てる」
個人的に本作の新要素で一番惹かれた馬主の家族システム。
ディープなファンの方ほどいらない要素と書かれたレビューは目にしましたが、年数を重ねるほど単調になる本作で長く続けるモチベーションになりそうだと思い、個人的には期待大でした。
たしかに結婚、出産、育児と一通りのイベントはあるのですが…全てにおいてあまりに安易で淡泊過ぎないですか。
競馬場で働く女性と結婚したのですが、なぜか結婚後の日常もその制服を着続けたり、毎年のイベントも台詞がまったく変わり映えしないのはどうなんでしょうか。結婚後・子供イベントも同様で、イベントがかなり台詞や展開が画一的で変化に乏しく、その内にウリのはずなのに花見や家族で祭りに出かけるイベントが面倒くさく思えてきたり…。... 続きを読む
(夏 2014年07月21日) from Amazon Review

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