ブラッド・マネーのようないい意味での垢抜けた清潔感はなく、演出はコントラクトのオドロオドロしい雰囲気に戻っています。
ステージはサイレントアサシンの日本ステージのような一本道が基本で、寄り道要素はほぼありません。
あつらえたような敵や暗殺オブジェクトは前作よりもあからさまな印象を覚えます。

インスティンクトシステムは成功している部分と失敗している部分が極端で、47が超人らしく振る舞える反面、通常のゲームプレイをインスティンクト前提にしてしまっている為にステルスも変装でごまかすよりもメタルギアのように遮蔽物に隠れてやり過ごすことが多くなります。例えば、これまでならかすかに怪しまれるだけで通過できていたような通路でのちょっとしたすれ違いでも簡単に見破られてしまいます。ゲージは敵の配置を確認することや要所の敵とすれ違う場合などの為に節約しなければなりません。ですのでゲージを使用せずに進むには用意された裏道を通る、火災報知機で敵を陽動するなどの手段しかなく、これがステージが直線的といった印象を強めています。
なので前作までにあったような寄り道したり箱庭を探索する楽しみがありません。
おなじみのカバーシステムで壁に張り付きながら、床の上をコロコロ転がり続けることになります。

チェックポイントからリスタートする度に敵の配置がリセットされ(倒した敵も復活)一部のルートが使えなくなってしまう仕様の為、レベルやマップデザインに支障をきたしています。
瞬間的に複数の敵を倒せるポイントシューティングも、敵の転倒演出の間は時間の流れが通常に戻るようで、スキップしないと敵に反撃を許し撃ち返されます(スキップした場合だけ一瞬にして倒せます。そして転倒演出が入るタイミングはランダムです)

左上に常に表示されるステージポイントの表示をオンオフにできる仕様にはできなかったのでしょうか。
今風のゲーム的な仕様が盛り込まれた反面、自由度は犠牲になり、テストプレイ時には気づいても良さそうな難点もあり、高い評価はつけられません。

以下追記 各種詳細など... 続きを読む
(ランテイジョ 2013年01月27日) from Amazon Review

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