ディスガイアシリーズはD2を含めてすべてプレイしています(1,2はPSP、3はPS3、4はPS3とVita)。
ちょいと前置きが長いので、本作の話だけ読みたい方は☆のあとからお読みください。

ディスガイアというシリーズも行儀が良くなったなーというのがざっくりした印象です。
D2以降は無駄のそぎ落としというか、ブラッシュアップする方向に舵を切ったのではないかな。

 もともと「悪魔的なやり込み要素」をウリにして発売されたシリーズですので、『ディスガイア』は代を重ねるごとに新しい機能、システムを追加して、やり込む余地を拡張してきました。

それは正当な進化で、確かにやり甲斐はあったのですが、反面で面倒が増えてきてしまったのもまた事実です。
たとえば初代に比べると、『4』は、最終的には圧倒的な速度でレベルを上げられるようになりましたが、これは事前に結構な下準備が必要で、私のようなぬるめのゲームを好む雰囲気ゲーマーにはちっと敷居の高い状態でした。

製作者もそのあたり、問題視していたのでしょうか、『4』の後に発表された『D2』は、これまでと打って変わって、拡張してきた要素を削り、煩雑な作業を減らす方針をとっていました。その象徴的な存在が「チート屋」で、やり込みに必須なさまざまな要素を、ほんの数秒で調整させてくれます。昔のシリーズならば、敵の強さを変える(これはかなり頻繁にやることになります)ために、毎度議会を招集し、可決するに決まっているのに票決をとり、不幸にして何かの間違いで否決されたら適当にワイロを渡して押し通す、という作業を敢行せねばならないところです。
『D2』がどう評価されたのか、調べてはいないものの薄々感づいてはいますが、私としては悪くない方針だったと思っていました。

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 そこで『5』ですよ。もとの路線に戻るのか、D2のやり方を採るのか気になっていたんです。... 続きを読む
(レイディオ 2015年06月12日) from Amazon Review

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