結論から言うと、初期の頃のドラキュラと、現在の探索型ドラキュラを足して2で割ったような作品と言えます
簡単に良い点と悪い点を

〜良い点〜
・それなりに手ごたえのある敵。敵も回避アクションや防御行動を持っており、ある程度殺意が感じられる動きをしてくるので油断できません
・レベルアップ=ステータスアップではなく、攻撃手段・戦術の増加という硬派なレベルシステム
・マップの随所にあるリトライポイントのおかげでやり直しがスムーズ
・適度に配置された回復ポイント
・いつでもどこでも変更可能な難易度
・随所に見られる雰囲気作りのための文章アイテムの秀逸さ。若干厨二くさいと言えばそれまでですが、こういった基本的な演出が優れているゲームは意外と少ないです
・3Dを生かしたマップの美麗さ、目を患っていない方は是非3DはONにしてプレイしてもらいたい

〜悪い点〜
・不要としか思えないQTEの数々。要所要所で出てくるならまだしも数が多すぎる
・序盤の戦闘バランスの悪さ。行えるアクションが少ない序盤の戦闘でもやたら敵が堅い
・敵の反撃手段の乏しさ。攻撃力もそれなりにあって油断できないのは確かですが、反撃の方法がスーパーアーマーで割り込むことしかしてこない
・ロードが長い。マップ間のロード時間はともかく、失敗=死亡に繋がるボス戦のQTEに失敗した時もお構いなく長いロードが入ります

〜人を選ぶ点〜
・全体的に暗い雰囲気。過去作品(コレの前作は除く)とは全く違う雰囲気なので、GBA等の作品から入った人は注意しましょう
・爽快感のベクトルが違う。高いダメージやド派手な攻撃を出して喜ぶゲームではなく、いかにノーダメージで戦いを切り抜けるか、いかにかっこよくコンボを決めるか、いかに的確に回避し反撃するか
・従来の作品のようなBGMが無い。個人的に期待していた部分ではあるためちょっと残念ですが、この暗めな雰囲気を考えれば妥当なのでしょうか... 続きを読む
(迷子の兎 2013年04月17日) from Amazon Review

この口コミ&評価は参考になりましたか?はい いいえ
134人中、69人の方が「この口コミ&評価が参考になった」と投稿しています。