プラチナトロフィー取得後のレビュー。
前作シュタインズゲートも無論プラチナ取得済み。
ネタバレを含むので、そういのが嫌な方は読まないでね。

そもそも、前作でシュタインズゲート世界線に到達済みだったのを「無かった事」にして横道に逸れたのが今作だったので、
その時点でどのように結末を迎えさせるのかと考えた場合に、落ち込んだ岡部がやる気を取り戻して
最後は鳳凰院凶真に戻って初代のTRUE ENDと同じ話に収束する、というのは事前に一番予想していたが、
個人的には避けて欲しかった展開でもあったので、シュタインズゲートへの到達方法は別に複数ある、という物語に期待していた。

今回の重要なキーワードの一つに「新型脳炎」と呼ばれる、多くの人々にリーディングシュタイナーのようなものが発動するという現象があるが、
岡部の意思とは無関係に勝手に移動してしまうダイバージェンスに対し、この新型脳炎の罹患者達が力を合わせて対抗していく、というような
ストーリーになるのかとも期待していたが、新型脳炎の件は結局岡部の救いには一切ならず、沖縄に行った事の意味も結局は無かったように思う。

折角、他の見ず知らずの人達も沖縄に居たという記憶を共有しているのに、それを補完するシーンが一切ない。
沖縄に岡部の知り合い以外の人達(ふぶきと一緒に入院している他の人達)の姿も描くべきではなかったか。
あまりに登場人物が既知の人間だけで構成され過ぎている事も、物語のスケール感を狭めている要因になっている気がする。

それともう一つ、黒いライダースーツの女の中身は二種類あるが、由季バージョン(記憶はかがりバージョン)の方について、
由季の「ホンモノ」とこのライダースーツを着た「ニセモノ」がどうして生まれてしまったのか、についても補完するストーリーは一切なし。
由季の記憶についてだけ言えば、ストラトフォーのモルモットにされてかがりの記憶を上書きされたと解釈すれば済むが、
ホンモノが留学中と言われてしまった時点で、由季の肉体が(見た目上同じものが)2体存在する事になるが、... 続きを読む
(ふぁんたれもん 2016年01月17日) from Amazon Review

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