※ネタバレ有※辛口注意

レビュー初投稿ですので、お見苦しい点があれば申し訳ありません。

まず、本作の基本構造について。
本作は通常の乙女ゲームに多い『ノベルゲーム(ラノベのように物語を読み進める)』とは違い、『シチュエーションゲーム(キャラCDのように声と場面状況だけを楽しむ)』と銘打たれています。
本作の基本的な問題は、まさしくここです。
『シチュエーションゲーム』ならば、某ルートのようにマニアックなプレイ、羞恥プレイなど……多様なシチュエーションを絵付きでひたすら流せばいい。
しかし、前後の繋がりのないシチュエーションスタンスであるはずなのに、無理に話の関連性をつくろうとして、あたかもキャラとの恋愛が着々と進行しているかのように「見せかけて」います。そして失敗しています。
とあるルートでは酷い仕打ちを受けても、直後の話では何事もなかったように喜んでキャラに近付いていく主人公……。一話一話独立してるのかな、とも思いましたが、一応話は繋がっているような演出に、「この主人公は記憶力がないのかな?」とさえ思ってしまいました。

『ノベルゲーム』に必要な情報処理をほぼ放棄しているため、ストーリーがなく、ラストも展開も唐突で尻切れトンボ。
『シチュエーションゲーム』にしては、ルートによって肝心のシチュエーションが薄く、ひたすら微エロか吸血に走るばかり。
双方の良さだけを抜き取ろうとしたために、どちらにも行けず。それを声優と絵と演出でごまかそうとする中途半端さが、本作の最も大きな問題であり、製作の甘さだと感じました。

次に、ゲーム内容及びキャラクターについて。
最初に選択できる三つ子(アヤト、カナト、ライト)には、ほぼストーリー性がありません。かなり癖のあるキャラクターなので、人によっては嫌悪されるでしょう。五話くらいまでプレイしてみて、無理だと思ったらあとはスキップをおすすめします。今後、そのキャラクターが貴方が望む方向に変化していくことはありません。... 続きを読む
(かろん 2012年12月16日) from Amazon Review

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