「AIをプログラムして戦わせる」という文句に興味を持つ人にならオススメです。
プログラムと言っても専門知識は要らず、行動や条件分岐などを記した「チップ」の組み合わせで組む事ができます。
携帯機への進出とあってか、過去作品より親切に作られており、モード毎にクリアしなければ次のモードに以降できない仕組みとなっています。

@ プロローグモード
まずは、このモードから始まります。
過去シリーズに触れた者には容易ですが、
下手をすればこの段階で躓く人も居るでしょう。
ここだけの体験版とかあれば、誤って購入する人を振るいに掛けられて良かったのかもしれません。今更ですが。

@ ストーリーモード
なんと、フルボイスでした。
ADVパートと、戦闘パートを繰り返して行く普遍的仕組みとなっています。
キャラクター色の強いADVパートに対して、戦闘パートがシビア過ぎるようで多くの人がまたここで躓きそうです。
また、システムの難として。Rボタンによるメッセージスキップを誤って押し、話が飛んでしまったというのが何度かありました。
シナリオは普通に悪くないと感じました。シナリオが短いのも難点ではありますけれど。

@ バトルモード
本当の闘いはここからです。
構成や尺から考えても今までのモードは前座に過ぎず、ここまで来てまだプレイし続ける人はこのモードを長く遊ぶ事になるのではないかと思います
一番の楽しみ方はやはり身近な人が本作を持っていて、互いにAIを作って闘わせられる環境がある事でしょう。
Web上からDLすれば、他のプレイヤーのAIと闘わせる事もできるのですが、やはり味気ないです。

☆ その他の用途
軽くプログラミング入門にも使えるかもしれません。
目的無く、C/C++やJavaやら諸々の言語習得の為に分厚い本を読む前に本作をプレイしてみても良いと思います。
専門知識は入らないもののプログラマとしての考え方を必要とされる部分は変わりませんし、何より遊びながら学べるのならこれ程良い環境もないでしょう。

☆... 続きを読む
(KWT 2008年07月05日) from Amazon Review

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