まず誤解を受けやすそうな点について書きます。

・ジャンル
RPGとありますが、RPG風のパズルアクションだと思います。
装備はありません。
街などの拠点もありません。
なので、町人などのNPCもいません。
レベルもありません。
ステータスは攻撃力とHP、経験値、それに属性があるのみです。
経験値が増えたら攻撃力かHPに割り振ります。
スキルは通常攻撃、かばう、ため打ちのみです。
アイテムは鍵と着替えツールとわずかばかりの消費アイテムのみです。
RPGと聞いて普通の人が想像するものとはかけ離れていると思います。

・少女と2人きり
PVなどでは少女と2人きりだと連想させる作りになっていますが、主人公と少女の他に3人の仲間がいます。
ネラーっぽい人と普通の男性と女性の3人です。
少女とは会話できない設定ですので、少女の言葉に他4人がツッコミを入れたり、談話したりする感じで話が進みます。

RPG風のパズルアクションとしての感想なんですが、全体的にめんどくさいゲームだと思います。
完全な一本道でひたすら迷宮を上っていくのですが、肝心のバトルは単調でした。
迷宮のギミックは数が少なめながらもそこそこ楽しめたのですが、中には水増しのためか長くて苦痛に感じるものもあり、手放しで誉められません。
盾を取れば楽しいという話を聞いていましたが、私は盾を取るまでに初めてから7時間ほど掛かりました。
途中プレイすることを放棄しようと考えたことも度々で、これ一点でも人に勧められるゲームではありません。
クリア時間は40時間足らずでしたが、プレイ時間の3分の1ほどはめんどくさい時間でした。

頭の体操をしたいならお手軽なパズルゲームを、RPGをしたいなら一般的なRPG作品がいいと思います。

総じて人に勧められるゲームではないのですが、いい点も書いておきます。

・舞台
舞台の映像がとても綺麗な作品です。... 続きを読む
(ディスク 2013年05月22日) from Amazon Review

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