スーファミ版の幻影を追ってPS2の初回リリース版を購入しプレイしたが、まったく自由が効かない作りであり、楽しむためのゲームというよりもむしろ忍耐力を鍛えるためのツールという感じであった。
キャラの能力向上にプレイヤーの介在できる余地がほとんどないうえ、試合の難易度調整等もできないため、普通にプレイするとどんな選手でもデビュー後一年半ほどは外国人選手にボコボコにされ続ける。お気に入りのヒロインが負け続けるのを見るのは非常に辛いことであり、それ以降は勝てるようになるが、マゾの人ならともかく一般的なセンスを持った人の場合、そこに辿り着く前に見るにしのびなくなることだろう。
人のフェチ癖というのは十人十色であり、例えばデビュー以来無敗を誇る完全無欠のヒロインに萌える人もいるだろうし、例えば逆エビ固めなど特定の極め技に萌える人もいる。でも「そんな自分にあった楽しみ方」をする余地がない…残念でならない。
(ゴンチチ 2008年03月13日) from Amazon Review

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