トロフィーコンプ後の感想です(高難易度クリア以外は前シリーズと比べてもトロフィーはとりやすい印象)。
龍が如くがゾンビゲーと化したというインパクトは、確かにTGS2010フューチャー部門賞をとるだけの話題性はあったと思いますが、蓋を開けてみれば大味なアクションバトルで、ストーリーもスピンオフとして割り切れるはずなのに無難にまとめた感じで面白味に欠けました。4人いる操作キャラがラストに向けて交錯するような熱い展開もないです。
とはいえ弾数気にせずわらわら沸いてくるゾンビを撃ちまくる一定の爽快感はありますし、低難易度であればダウン状態が続き、操作不能になったりすることもないのでストレスもさほどないと思います。また豊富なミニゲームやサブストーリーも前シリーズをしていない方は特にやりこめる楽しい要素だと思います。
しかしカメラ視点が悪く死角ができやすい点。ロード時間が長く、頻度が多い点。処理オチが頻繁に発生(ゾンビ集団から逃走しているときが顕著)。メッセージやログ送りに微妙なタイムラグがある点など、システム面での不備が目立ち、詰めの甘さや荒削りな印象は拭えません。日本(のゲーム)ガンバレと思いますけど、ちょっと残念な完成度ですね。

(gakuq 2011年07月05日) from Amazon Review

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