ゲーム資料にのみ期待して買いました。
アートワークスの出来がよかっただけに期待していましたが
同じような値段でこの出来はけっこうがっかりしました。

文字資料は充実していますが、
文字が小さいのとレイアウトのせいで読みづらくなっています。
詳細に収録されているのは本編のみで死者の宮殿やカーテンコール後イベント等の
情報は入っていませんでした。
発売前から文字数を売りにしていましたが、膨大なデータ内容に
体裁が追いついていない印象です。

「ファンブック」というタイトルで売り出している以上仕方ないとはわかっていますが、
ゲーム本編の資料と、読者企画的なものを混ぜてくれるなと思わずにいられませんでした。
ゲーム資料だけまとめてくれればもっと余裕ができて見やすいレイアウトにできただろうし、
サブイベントについても収録しきれたと思います。
というか、なぜ「ファンブック」と名のつくものにゲーム資料をくっつけるのかが謎。
「設定資料集」として出せばいいものを。
『ペルソナ倶楽部』のようにゲーム資料とファンの投稿内容が密接に絡んでいるならともかく、
それらが完全に分断されている(資料ページとファン投稿のページは完全に分かれています)のなら
あえてそれらを1冊にまとめて出す意義が見当たらない形式でした。


「ファンブック」というタイトルなら「ファンブック」として徹底的に
最初から最後までアンケートや投書を載せ、他イラスト等も募集するなどして
そういう本にすればよかったと思います。
本書の「ファンブック」部分は内容的にも構成的にもかなり中途半端な印象を受けました。
どういう内容だったかというとアンケートなどの集計結果をズラーっと並べただけ。
アンケートを募集したのとおなじサイト上に特設ページをつくって
公開していれば十分な、この値段の本にいちいち収録する意義が感じられない内容でした。... 続きを読む
(こめポン 米菓子製造業 2011年07月31日) from Amazon Review

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