アニメのまどかマギカが終わってもまだこの作品を愛しているなら読んでも損はありません。
ノべライズなので基本アニメに沿いつつ描ききれなかった裏側などの細かな補完という感じです。

気になったのは表現方法と言うか文章の書き方です。
ほんの数ページ読み進めていっただけでも文章に「〜ました。」「〜ます。」「〜でした。」が余りにも多過ぎてかなり気になるレベルです。
まどかの視点という事は初めから分かっていましたが、何だか物凄く不自然です。
「〜ました・〜でした。」の多様は小学生の読書感想文の様な印象が強く、まどかって実際に終始「〜でした、〜ました」って…使うかな?って思ってしまい、気にしない様にしていたのですがその違和感が最後まで拭えませんでした。
更にやたら表現が敬語っぽいのも不自然過ぎます。
ネットに転がっている様なキャラ名とその台詞だけで構成されているSS等の類やラノベしか読まない人ならそんなに気にならないでしょうが…。
(それはとっても嬉しいなって、思ってしまうの「でした。」というベクトルとは違う気がします。)


小説と言うより、説明の詳しい一人称の脚本を読んでる感じがしました。
普通のまどかの表現方法で読みたかったです。

(J-21 2011年08月17日) from Amazon Review

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