最近店頭の実売価格が2万を切った。買いやすくなったと思う。自分が思うこの機種の良い点は何よりも
動画を撮影中のAFの速さにある、というかそれを実感して購入した。動画撮影中に対象物との距離が
変わったとか、撮影中に対象が変わった故にフォーカスが変わるという時にほぼ一瞬でフォーカスが
合う。これはとても嬉しい機能だ。

静止画の画質は多分ここ何年かに出た機種ならほとんど変わらないんじゃないかと思う。あまりいうことは
ないと感じた。

ただこの機種の欠点は液晶がある背面のインターフェイスの悪さだ。最近の機種には動画撮影ボタンが
ついているがこの機種もそれに倣っている。しかしその動画ボタンが「小さすぎて」かつ「あまりにも
柔らかく」押せたのかどうか動画撮影がちゃんと始まったのかどうか不安になる。もうちょっとこの
ボタンは大きい方が良いしクリック感があったほうがいい。その他のボタンも小さくてちょっと大人の
指には押しづらい。また最近のソニー製品全般に見える傾向としてメニュー等のソフト的な動きが遅い。
メニューも一呼吸二呼吸置いて変わるし動画の撮影もボタンおしてから2秒ほどは待つ。遅いという
印象がいつもつきまとう機種だ。また背面の材質もチープ極まりない。

最近のソニーは一時期の囲い込みはするが技術力は高いというのが完全に失われてしまったと感じる。
何をやってもそこそこで飛び抜けたところがない。かつ上記の背面のインターフェイスでも社内で
本当に使いやすいかテストをしてないことが丸わかりだ。

あくまで動画中のAFだけをとって購入したがそれ以外は×が多く付く機種だ。購入を検討している人は
店頭で自分でメモリーカードを持ち込んで試してからにしてほしい。その上でこのWX10を選ぶかどうかを
決めて欲しい。
(カスタマー 2011年09月11日) from Amazon Review

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