過去作品からのドットハックファンはこのゲームを100%は受け入れる事は不可能だと思われる。

吐き気を催す気色の悪いOPのキャラ達。これは怒りを感じる程、キャラクターがグロテスクです。ドットハック感のある、流れている曲は凄く良いのですが。

漫画の様なイベントの見せ方によってテンポやスピード感が非常に悪く、さらに一駒ずつ割ってある為、非常に狭く感じますし駒数が多すぎる為、序盤からイライラしてきます。

タウン等は在りますが、一枚絵で存在するポイントを選んでクエストを請けたり会話したりする程度の物なので、過去作品の様に自分で歩く感は皆無で、これもまた狭く感じます。(3Dはダンジョンのみ。)

通信プレイは3人パーティーまで組めるのにソロプレイは2人までしか組めない為、戦略性が乏しく感じ、実際面白くありません。

敵の能力調整が、凄くテンポの悪いユニゾンコンボというシステムを使って倒す事を前提に調整されていると思われ、通常攻撃で倒そうとするとザコ戦でも数分掛かります。(初めてのザコ戦から通常攻撃で1ずつしかダメージが与えられない。)

各ダンジョンのデザインに関しても過去作品とはかなり違う為、違和感を感じます。

ストーリーはまだ途中の為、余り詳しく評価出来ませんが、完全に後付けの話を過去全作品に絡めている為、全作プレイして来た私としてはカイトやハセオが命を懸けて解決して来た出来事を改変させられる展開に苛立ちを感じます。

キャラクターデザインもこれまでとかなり違い過ぎて個人的には好きではありません。

只、登場キャラが多いのが救いになります。私は揺光や小説登場キャラを使用したい為に購入しました。
事前の情報は取られた方が良いかと思われます。

通常版でも過去作のアニメ版、ゲーム版の大容量ダイジェストDVDが付いていますので、個人的に価格の安いこちらがお勧めです。
(マサムネ 2010年03月05日) from Amazon Review

この口コミ&評価は参考になりましたか?はい いいえ
232人中、119人の方が「この口コミ&評価が参考になった」と投稿しています。