イメージ付きのレビュー
特典目当てなら、そろそろ頃合の値段かな
本品発売後、しばらくして『Ultimate』発売、更に次世代機で『ラストラウンド』追発売という節操のないコーテクの販売戦略から、コレクターエディションとは名ばかりの無価値商品に成り下がった感のある『DEAD OR ALIVE 5（無印）』であるが、全く価値がないという訳でもない。各種特典をみてみる。ディスクのほかDLCは別として、以下AオフィシャルビジュアルブックBオリジナルサウンドトラックCDC キャラクターポストカード １０種D特製キャラクターメタルプレート １０種 が現品として存在する。'Aオフィシャルビジュアルブックは外装こそ立派だが、全９８頁のうち説明文らしい文句も殆ど無く（キャラクター設定や人物相関などはDOA初期作品の取説の方がよっぽど詳しい）ただ、印刷しました、というやっつけ感に溢れた本だ。持っていても知識の足しにはならないだろう。'BオリジナルサウンドトラックCDは全２０曲で構成され、作中使用した曲を「ただプレスしただけ｣という代物だ。'Cキャラクターポストカード １０種については、こちら忍者達は忍者柄の衣装、その他のキャラはその代表的な衣装が、ハガキの裏面に印刷されている。１０枚が全て女性キャラだけ、というのがせめてもの救いか・・・。 一番、価値がありそうなのが'D特製キャラクターメタルプレート １０種かもしれない。大きさは50×25mm、厚みが1.5mm程度である。全て女性キャラで、其々がハガキ絵柄とは違う絵柄（立ちポーズ）になっている。メタルと透明樹脂で加工され丈夫な構造になっているので、キーホルダーに括り付けてポケットに忍ばせても壊れたり傷ついたりしないだろう。ある日、いつものようにキーホルダーに括り付けた本品を作業机に放り投げたら、上司の平泉さんが「これ、いいじゃねーか。俺にもくれよ｣と懇願された。助平な親爺だな、と思ったが、俺的に一番不要なTINA嬢のメタルプレートを１枚差し上げてやった。噂を聞きつけた社内の男共が、「俺も俺も｣と集まってチョッとした人気者に、日に日にドンドンと枚数が減ってきている。ゲーマーで有名なSEの田代だけは私を横目で見ながらﾆﾔﾆﾔしていた。全く嫌味な奴だ・・・。 XBOX全般に言えることであるが、旬を過ぎると壮絶に値が下がるソフト群であるが、本品もついに千円を切っている代物もちらほら確認できる。送料込でバナナの叩き売りの様な値段で本品をgetできるなら、そろそろ購入しても損はない中身だろうと思う。私としは、発売当初に定価で買ったので発狂寸前であるが・・・。
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