話が進まなくてイライラする一巻を過ぎれば後は面白いです。

村を襲う謎の死、物語の中でも主要な人物である住職と医者がそれに迫ります。

しかし、一番最初にそれの真相に気づいたのは・・・
(ビンタ 2012年01月08日) from Amazon Review

この口コミ&評価は参考になりましたか?はい いいえ
227人中、108人の方が「この口コミ&評価が参考になった」と投稿しています。



間違ってないか?これは原作第二巻のページじゃないの?なんで漫画のレビューなのかな。。。
(loreena1989 2010年07月29日) from Amazon Review

この口コミ&評価は参考になりましたか?はい いいえ
197人中、94人の方が「この口コミ&評価が参考になった」と投稿しています。



 10月3日、尾崎医院に入院させた安森節子へ接触を図ろうと現れたのは死んだはずの人間だった。その夜は何とか乗り越えられたが――
 10月1日、墓場でその存在を目にした夏野と田中姉弟。次の日の日没後、夏野がいない時に家に不思議な客が――

 そして10月5日の晩、尾崎達がいる医院、そして夏野の家。警戒する彼らの前に現れたのは――

 『サイドストーリー村迫正雄の夜』として前の巻で明かされた「彼ら」側の様子も描かれています。今まで漠然とした存在が急にくっきりと輪郭を持ち、生々しく動き出す。「彼ら」とそうでない存在との違いが何か分からないぐらいに。その不気味さがなんとも……

 読み終った後、しばらく呆然としてしまいました。「そんなまさか……」という感じです。帯に「この悲劇、瞬き禁止。」とありますが、読む前に少々覚悟しておいた方がいいかもしれません。

 巻末の村人ファイル、一部に変化が――
(紙魚 2009年02月06日) from Amazon Review

この口コミ&評価は参考になりましたか?はい いいえ
31人中、17人の方が「この口コミ&評価が参考になった」と投稿しています。



この巻でいよいよ起き上がりにスポットをあてた話しが始まります
起き上がりになってしまった人間の怖さ、切なさ、悲しさが描かれています。
起き上がり達に抗う者達、起き上がり達。
それぞれに事情を抱えている事をそれとなく描写しているのはさすがです。
医者である敏夫が変わっていくと思われる描写が気になります。
ホラーとしてもミステリとしても良い漫画だと思います
(高見さん 2009年02月04日) from Amazon Review

この口コミ&評価は参考になりましたか?はい いいえ
27人中、12人の方が「この口コミ&評価が参考になった」と投稿しています。



最初、興味半分から手にした長編小説。
読んでみるとすごいつまらない。
でも、買ってしまったからには仕方なく読み進めること一巻二巻。
すると突然、物語は急展開を見せ始め、徐々にストーリーの餌食となってしまった私。

最終章までくるともうページを捲らずにはいられないほど面白くなるので、長期間休みのとれる人なんかにはオススメかもしれません。

なにせ量が多過ぎるので。
(hirorin hiro 2007年12月15日) from Amazon Review

この口コミ&評価は参考になりましたか?はい いいえ
19人中、10人の方が「この口コミ&評価が参考になった」と投稿しています。



人間の本質を問う話だと感じました。
生きるということは、必ず何かの犠牲の上に成り立っていて、その真実の前では善も悪もない。
というか善にも悪にもなりうるという、どうしようもない事実が
閉塞的な小さな村を舞台に展開されていくドラマです。
村人全員顔見知りみたいな密接した人間関係だからこそ浮き彫りになる人の罪深さと美しさ。
自己防衛を理由として剥がれ落ちてゆく被害者の仮面と、加害者という意識のない新たな殺戮。
5冊と長いですが、その間に自分がどちらの側に同調するか、
振り子のようにいったりきたりしました。
又、文中に主人公が執筆しているカインとアベルの兄弟殺しを題材にした小説が挿入されますが、
それが物語のテーマを深く示唆しています。
ぜひ読んでみてください。
(b 2006年09月11日) from Amazon Review

この口コミ&評価は参考になりましたか?はい いいえ
9人中、3人の方が「この口コミ&評価が参考になった」と投稿しています。



 読み終わって、本当にすごいものを読んでしまった、ということしか言うことがない。まぎれもない傑作である。
 五巻の冒頭で屍鬼たちの悲しい背景をちらつかせる。そして、屍鬼狩りが始まったところで、それまで(わりと)歴然としていた善と悪の概念をあやふやにしてしまう手法が上手すぎる。襲われる側であった村人が悪であるようにしか見えないのだ。
 もちろん、人々には事情がある。家族を殺した村人の怒りは消えない、なりたくて屍鬼になった人じゃないものもいる。そこには純然たる食物連鎖の悲しみがある。
 人の感情を持った屍鬼だからこそ、人間と相対化させることでやり場のない悲しみを描くことに成功している。善と悪がはっきりしているアメリカ系統の小説との違いが、その点にはっきりと現れていることは興味深い。
(するめいか 2005年12月31日) from Amazon Review

この口コミ&評価は参考になりましたか?はい いいえ
32人中、12人の方が「この口コミ&評価が参考になった」と投稿しています。



 盛り上がりを見せる屍鬼、第二巻。
 医者と坊主が必死で村に蔓延する異常事態を食い止めようと画策するが、それでも事態は拡がるばかり。
 この巻にあって、主人公である清信と敏夫の関係がさらにわかり、また、裏に思う人間関係が露呈されていく。そういった意味で、この巻は登場人物のしっかりした顔見せ、という意味になるのだろうか。
 
(するめいか 2005年12月29日) from Amazon Review

この口コミ&評価は参考になりましたか?はい いいえ
32人中、19人の方が「この口コミ&評価が参考になった」と投稿しています。



最近、小野不由美さんの『黒祠の島』を読み、もう一度『屍鬼』が読みたくなり読み返すことにした。
『黒祠の島』も『屍鬼』も、外界から隔離された、昔からの因習が伝わっている小さな集落が舞台だ。そこでは全てがその集落内で完結されている。
一見、舞台だけを見ると『黒祠の島』は『屍鬼』のミニバージョンのように感じたが、読み返してみると『屍鬼』はそれだけじゃないと感じるようになった。
『黒祠の島』は、事の真相は何か?犯人は何か?が重点になっていると思う。
『屍鬼』は、ストーリーの展開も面白いが、時間の経過とともに変わる、村民達のそれぞれの心の移り変わりや、1つの村としての集団の動きがメインだと思った。
どの登場人物が主人公と言ってもおかしくないほど、それぞれの人物像が明確で、それに見合った心情が丁寧に書かれていて、凄くリアルだ。
私自身は、目的のために手段を選ばない敏夫に似ていると思いつつ、正雄のように自分勝手な弱い部分を持ってるな、とか、登場人物と自分を比べてしまうくらい、リアルだ。誰もが「自分だけは大丈夫」と信じている。私もそうだ。

ただ、ストーリーがなかなか進まないので、長編が得意でないと最後まで読むのが難しいと思う。
挿入部の静信の小説は難しかったが、一度意味が分かれば、逆にこの小説が言いたいことが分かりやすくなった。
後半が読めてしまうので、話の内容重視の人には向かないかもしれない。
(みかん 2004年10月03日) from Amazon Review

この口コミ&評価は参考になりましたか?はい いいえ
17人中、10人の方が「この口コミ&評価が参考になった」と投稿しています。




社会の形成、集団心理の恐ろしさ、儚い理想と突きつけられた現実、
やるせなさ、失望、希望、壊滅、再生、歪な幸せ…
どの言葉も間違っては無いけど、しっくりときません。

現実の世界に少し違うエッセンスを加え、
運命の渓流に流されるがままに進むと「こうならざるを得ない。」
という過程が不自然なく描かれていると感じました。

運命の流れは大きく、誰も抗えずにのまれていく。
残酷さが生々しく脳裏に焼きつきます。
(のぶe 2004年02月08日) from Amazon Review

この口コミ&評価は参考になりましたか?はい いいえ
21人中、11人の方が「この口コミ&評価が参考になった」と投稿しています。